G"art MEILOG

2016年02月12日

魔女たちの教え

私の周りには魔女がいる。

魔女というものはいったいなんであろうか?
ほうきにのって空を飛ぶ? 呪文をとなえて まじないをする?
人知をこえた力を宿している??

私の中の魔女の定義は NOである。
私が思う魔女とは、愛と知識をもち、内にある思いを、色んな形で表現する女性である。

その昔、いまよりも科学が遠く、厳しい環境の中で、女性たちは愛する者たちを育てていかなければならなかった。
そんな環境の中生まれた沢山の知識や知恵こそが、魔法であり、時として 科学の理解をこえた 癒しや、言い伝えとして今日ものこっている気がしてならない。

さて、わたしはそんな沢山の魔女たちに育てられた、見習い魔女である。
うちの亡くなったばあちゃんは、オーガニックブームなどというチャラいムーブメント以前から、ずっとそうやって生きてきた。
ばあちゃんの仲間も もちろんそうで、沢山の知恵と知識をもっていた。

何年か前の 冬にばあちゃんは亡くなった。
わたしは、もともと冬が寒くて大嫌いなのだが、ばあちゃんのことを思い出すので、冬はもっと嫌いになった。

2月も後半をむかえようとし、そろそろ暖かくなるかもしれない季節だが、私のもとに いやな知らせが届いた。

またひとり、偉大な魔女が この世から去ったそうだ。

小さい頃、この魔女の背中におんぶされ、子守唄を聞いたことを今でも覚えている。
小さな私に 着物を着せて、自分の孫のように喜んでくれていたらしい。
会ったときは、いつも 元気かと心配してくれた 本当に面倒見のいい人だった。

15年くらい前は、まだみんな元気で、よく魔女たちの集いに わたしもまざっていた。
80をこえたばあさまたちが、深夜まで笑い、語り合い、本当にタフだった。

当時から少しも変わらず、ふらふらしていた私に ばあさまは、
「めいぼうは、そのままでいいんだよ。やさしいルンペンでいいんだよ」という言葉をおくってくれたが、
ばあさんよ・・・わたしはルンペンではない。
いや、ぎゃくに そんなふうにおもっていたのかよという思い出もあるが、
今の私も たいして変わっていないし、とうとう魔女たちに恩返しできなかった。

そんな魔女たちの集いでよく話題にのぼったのが、月日のたつのははやいということだ。
自分たちも年をとったけれど、気持ちはあの頃のままだね?と。

はたちそこいらの自分には、80過ぎのばあさまも そんなふうにおもうんだなーくらいにしかおもわなかったのだが、ある夏に 魔女たちと 海にいったことがあった。

浜辺ではしゃぐ ばあさまたち、
気がつくと、みんなで 手をつないで スキップしている。。

はたからみれば、ある意味ホラーな絵ともとれるのだが、その光景を見た瞬間、一瞬であるが
私の目には、彼女たちが 10代の少女にみえたのだ。

これも魔法の一つであるとおもう。
どんなに年をとっても、人はみな一緒。
心は、それほど変わらないのだ。そんな気持ちにさせてくれた出来事をわたしはずっと忘れないだろう。

15年前には わからなかった魔女たちの言葉も、少しずつだがわかってきた気がする。
時の経つのははやいし、草や木や自然の大切さ、美しさ、おもいやり、

時の経つのが早いのならば、いがみあったり、憎みあったりするのではなく、大切な人と 笑顔の時間を過ごしていこう。

そんな気持ちを 魔女たちから教えてもらった。

時がどんなに過ぎても、あなたたちがこの世にいないことがさみしい。

いつかもう一度あえるなら、また魔女の集いに参加したい。

いつまでも あなたたちを越えられない見習い魔女として。

FullSizeRender (17).jpg

お世話になったものの一人として、見送ってきたいとおもいます。

みなさまも、限りある時間を 大切な人と 楽しくお過ごしください。


posted by MEI at 12:46| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月08日

給油口 エアブラシ

節分もおわり、暦の上では、春になっているらしい今日この頃・・。
たのむから、はやくあたたかくなっていただきたい!!

今日の作品は、これまたずいぶん昔に 作成させていただいたものです。
私達は、壁画をメインにやっていますが、小さなサイズのものも承ります!
あ!けど、携帯電話はご勘弁を・・・!!

ご依頼主さんは、高校時代の同級生のおにいちゃんで、ずっと昔から応援してくれている、やさしいおにいちゃんです!

絵描きの仕事は、生涯安定という言葉とは無縁な世界です。
実のところ、わたしも何度も挫折感をあじわっており、「もうやめようか・・」と思うこともたくさんあります。

でもそのたびに、お兄ちゃんのように、いつも私を応援してくれる人がいるので、
それをおもうと、やめるわけにはいかないと、元気をいただくわけです。

その繰り返しでわたしはいまも 絵を描かせてもらっています。

おにいちゃん、いつも本当にありがとうございます!

これからも、がんばります!

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posted by MEI at 15:18| Comment(0) | エアブラシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月02日

琴奨菊優勝!

琴奨菊さんが、優勝されたそうで、日本人として喜ばしいことですね!
相撲は、日本の国技であり、ルーツは神事でもある大変に神聖なものであるということをきいたことがあります。
土俵のかたちや、まわしや、作法などにもそれぞれ意味があり、八百万の神々をあがめてきた日本だからこそいまでも受け継がれてきたものなのかもしれません。
歴史あるものを、現代、そして未来にむけて受け継ぐということは大変なことでもあるとおもいます。
これまでのものを残しつつ、それぞれの時代にも受け入れられるような形に、ある種変化させていかなければならないことも 選択のひとつとしてせまられることもあるだろうからです。
これは、伝統文化を継承していかなければならない方々すべての課題でもあり、日々めまぐるしく変化する社会でそれをやっていくことの大変さは、想像もつきません。

私は、はずかしながら、そこまで相撲を語れる知識もありませんが、一度だけ国技館へ見に行ったことがあり、雰囲気に感動した思い出があります。 また、お茶の水にすんでいたので、両国も割と近く、朝きままに散歩したときに、お相撲さんの朝稽古なども見たことがあります。
生でみるお相撲さんは、本当にかっこいいです!

国技なのだから外国人力士を入れなければいいという意見を持つ人もいるかもしれません。
どういう経緯で いまの相撲のスタイルになったのかは 私にはわかりませんが、これこそが、先にのべた 現代の相撲の形なのではないかということです。
古くからあるものと、あたらしいものの融合、そこにはいつも沢山の意見や選択があり、現場にいる人は常にそれとともに生きていかなければなりません。土俵以外のところでも戦っているのです!
体格差だってでてくるなかで、日本人力士が優勝し、相撲が注目されることは、すばらしいことだとおもいます。

さて、今日の作品は 完全に便乗させていただくつもりの一つでございます!

ちゃんこやさんの看板です!

shashinn 264.JPG

これを機に 日本の歴史や、芸術作品も素晴らしいものがあるのだということを 日本人のひとりとして
みなさんにお伝えしたいとおもいます!

風邪がはやっていますので、みなさまお体にはお気をつけてくださいませ!

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ラベル:相撲絵 日本画
posted by MEI at 13:34| Comment(0) | 制作ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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