八月後半から 祖母が 熱中症で入院し、9月14日に退院したのだが 90歳をこえているので これをきに、近くにある 老人施設に入ろうということになったので ずっと付き添っている。
目の前に海がある最高のロケーションで設備もばっちりだ。
私自身も 自分のことに対して 色々考えたいこともあったので いい機会なので ばあちゃんと一緒にロングバケーションさせてもらっている。
今回のブログは 画像を載せていないし 文体も まったく変えているのだが、本音を言うと この方がわたしらしく、そして書きやすい。
本来のブログというのは そうあるべきであるかもしれない。
さて 一人でゆっくりと時間を過ごすと いろんなものが 見えてくる。
やらなければならないことや、やりたいこと、
そしてまわりの世界が どう動いているか・・など いろいろだ。
ばあちゃんは 完全復活し ぴんぴんしていて 施設でも友達ができた。
そしてわたしも いろんなじいさまや ばあさまの 話がきけて とても面白い。
戦争時代の話や むかしばなし、 そこには それぞれの 人生があり
彼らからしてみれば わたしなんて ほんとうに「生まれたてのひよっこ」なのであろう。
今日は あるおじいさんのお部屋に遊びにいった。
はじめてあったとき 一人で 外の椅子に座っていたのが印象的だった。
今日も外の椅子に座っていたので 話しかけてみたら おじいさんは 生粋の「江戸っ子」で
ジャズを愛し、よく 銀座になどに映画を見に行ったりしていたらしい。
「今から部屋で CDをきかせてあげるよ」といわれたので 喜んで遊びにいった。
おじいさんは いろんなむかしばなしをしてくれて
とても ロマンチックな人だった。
おそらく昔は 相当の遊び人だったのではないだろうか??
レディーファーストの心得も自然にみについているようだ。
帰り際 「また遊びにおいで」と 笑顔で見送ってくれたのだが その顔は どこかさみしげにみえた。
まあこれは わたしが 勝手にそうみえただけなのであって 実際はちがうのかもしれない。
今回 私は 「福祉」というものと 「絵描き」としての自分というものを 考えた。
絵を描くことが 好きだから 絵描きの道を選んだのだが
非常に楽しい時間の中でも 時々 ふと
「自分は なぜ 絵を描いているのだろうか?」
と考えるときがある。
こんなことを 書いていいのかも わからないが 「乗らない仕事」のときだったり
「生活のために 絵を 描かなくては!!」とか 「今後どうしていこうか・・?」と強く考えるときだ。
そんなときは じぶんがなんなのか よくわからなくなってくる。
最近の私は ずっとそんな中にいた。
施設の人に 私が絵描きだということをいうと、とても興味をもってくれた。
施設の人も 利用してくれてる人たちに 色々なことをやってあげたいとおもっているのだが 実務をこなすのに精一杯で なかなかそこまで 気が回らないのだという。
病院の看護婦さんも おなじようなことを言っていた。
医療や 介護などの現場は 本当に 人手がいないのであろう。
ハードな仕事なのにもかかわらず それにみあった 保障は少ない。
馬鹿な 政治家は そんなことには 気がつかず 茶番劇を 続けている。
それでも 現場でがんばっている人や その環境を少しでも変えようと動いている人たちは 本当にかっこいいとおもった。
わたしは 人より ほんの少しだけ 絵がかけることしか ないが
そんなわたしでも なにかできるのではないか?
そうおもった。
ふと 今日遊びにいった おじいちゃんの顔が 浮かんだ。
ジャズ好きのおじいちゃん。
わたしは この人のために 絵を描こう!!
そう思ったときに メラメラっと 気持ちが高ぶった。
そう
この感じだ。
私が へたくそなのに いまでも 絵を描きたいと 思うのは この気持ちが もてるからだ!!!
そのことに気がついた。
この先 どうなるか わからない。
そんなこと しったことではないが 私の やる気は 完全に復活した!!
やったるで〜〜〜!!
それではみなさん おやすみなさ〜い!!←寝るんかい!!?
読んでくれてありがとう!!それでは またね
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