今日は 近所にすんでいる 仲良しの きよこばあちゃんから 聞いた話を載せようと思う。
なんとなく ふと 思い出したのだ。
きよこばあちゃんは 信心深い。 これは うちの 亡くなったばあちゃんも 同じだった。
周りの多くのお年寄りがそうであるように、なぜか 昔の人は 神様や 先祖様や その他の目に見えないことに対して 独特の 感覚があるとおもう。
見えないものを 信じるということを わたしは今でも 不思議に感じるとともに、なぜそうおもうか??ということに 興味をもつ。
ある日 そんな 疑問もあって きよこばあちゃんに 不思議な話をねだった。
私達の じいちゃん、ばあちゃんの 青春は 戦争時代の 真っ只中であり 本当に大変なものだったそうだ。
じいちゃんは いつも 戦争の話を わたしに聞かせたし、ばあちゃんも そうだった。
きよこばあちゃんは ある日 荷物をもって 電車に乗っていたらしい。
すると その電車に 爆弾がおとされ、 あっという間に 吹き飛ばされたそうだ。
ようやく何が起きたか きがついた ばあちゃんは おそってくる爆撃の恐怖に 死に物狂いで 逃げたそうだ。
ふと気がつくと 大きな 穴の中に 逃げていて 荷物の中から 小さなお地蔵様が でてきた。
ばあちゃんは お地蔵様を手にもち、必死に祈ったそうだ。
そのとき また 爆撃が落ちてきた。
そのまま 意識を失い しばらくしてから 気がつくと 自分を守るように お地蔵様が 乗っていて
真っ二つに 割れていたそうだ。
なきながら 帰り 、その話をすると、
「お地蔵様が 助けてくれたんだね」と 涙ながらに 言われたらしい。
いまでも きよこばあちゃんは お地蔵様を みかけると お辞儀をして 「ありがとうございました」といっている。
偶然助かっただけなのかもしれないが、わたしは その 出来事と、その心と そして たいへんな 戦争時代をすござれた おおくの 先輩方に 感謝したい。
平和な 毎日を ありがとうございます!!
そして その話を きいてから 道に たたずんでいる お地蔵様をみかけることが 好きになった。

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