久しぶりの、深夜の外現場の日に限って、寒いなんて、神様っていじわるね?お賽銭たりなかったのかしら?
はてさて、本日はペットの話題でございます。
古代から、人類は動物と共に生きてきており、その共存目的も、多種多様でありました。
なかでも ある種の動物と家族同様に暮らすという行為は、その人たちにとってとても重要なことで、そこから沢山のことを学ぶ気がいたします。
G−ARTでもこれまで、猫、亀、カラス、とかげなど 沢山の動物とともに暮らしてきた思い出があります。
一つだけ、忘れてはいけない事は、その種族には、その種族の 特性や、生き方があり、それを人間様の都合で コントロールすることはできないということでございます。
たとえば、うちで飼っていたカラスが、掃除しているそばから、糞を落とそうが、大事にとっていたメンチカツバーガーを いつのまにか食っていようが、怒ってはいけません。
たとえば、うちの猫様が、カーペットに糞をこすりつけたり、ソファーで爪をといで ぼろぼろにしたり、寝ている顔の上を普通に踏みつけてきたとしても、
それは、その種族なりの生き方なのであり、そこから愛着が生まれたり、発見が生まれたりするのです。
愛とは、他者を自分の都合のいいようにコントロールすることではなく、他者を理解し、許し、たくさんの思い出をつくることであるとわたくしは、おもっております。
ところで、世の中には変わった動物を飼っている方がいますね?
わたくしが小学生のときにであった男の子のうちは、サーカス団をやっていて、家にライオンがいました。
筆箱のなかに 虫をしのばせている 少年もいました。
わたくしは、動物好きなので、たいがいうけいれることができますが、
一度、東京で一緒に住んでいた 動物好きな友人が 人間を拾ってきたことがあり、
丁寧におことわりさせていただいた思い出があります。
しかし、拾ってきた時刻が 深夜でしたので、とりあえず、その人間に 「サンチェ」と名前をつけ、一晩面倒をみました。
当時、私達は、20歳くらい。
サンチェは、たしか、30代後半の 女性カンツォーネ歌手だったと思います。
友人はバーで働いており、泥酔したサンチェの歌声に、アル中の母の面影を重ね、そのまま拾ってきてしまったと申しておりました。
サンチェも訳ありで、嫁ぎ先がどっぷりと宗教にそまっているのがたえられず、飛び出してはきたものの、愛する夫(飼い主)が忘れられず、「えいじ〜〜 えいじ〜〜」と吠えておりました。
ワンルームの 狭い部屋で吠えるサンチェ、たびたびトイレに駆け込み、ブリブリブリっと 糞をするサンチェ・・・。
ぜんぜんかわいくない・・・。
友人に、「なんであんなもの拾ってきたんだ!!?」と問い詰めるも、友人は「だってよ〜〜母ちゃんににてたんだよ〜〜」という始末だったので、どうしようもありません。
そこから長い夜がはじまりました。
人間、不思議なもので同じ空間に長くいると、ある種の愛着のようなものがわいてきます。
最初こそ 不機嫌だったわたしも、だんだんサンチェのことがかわいくなり、明け方近くになると、昔からしっている友人のような気持ちでサンチェに接していました。
サンチェは疲れたいたのか、酔っ払っていたのかわかりませんが、その後誰よりもはやくねむりにつき、その
いびきや、時折 「ぷぅ〜〜」とお尻の方から音色をかなでたりするので、当然わたくしたちは、ねむれません。
もちろん、怒ってはいけません!!
これは、飼い主の宿命。
その種族の生き方を 否定してはいけないのです!!
翌日、しらふにもどったサンチェが 空腹を訴えたのと、本当の飼い主(夫)が迎えにくるというので、
気を利かせた私達は、なけなしのバイト代で サンチェ夫妻に寿司という高級な餌をテイクアウトし、
夫婦水入らずの再開も必要だろうと、小一時間 家を提供し、暇をつぶした後、家にもどることにしました
「サンチェたち、仲直りしたかなー??」なんていいながら、家に着くと、
なぜか、家に鍵がかかっておりました。
おかしいな??と、ドアノブを何回もまわし、おーい!!おーいと呼びます。
すると、五分くらいたった後、サンチェと飼い主が中から気まずそうにでてきました。
なぜか、目を合わせようとしないサンチエ・・。
ぼーっとすわっている飼い主らしき男・・。
おまえら・・人のうちでナニシテタンダイ・・・?
サンチェが、「えいじ〜〜えいじ〜〜」と一晩中ほえていたので、どれだけいい男なのかと 内心おもっていましたが、えいじは、ただのさえないおっさんでした!!
この飼い主、そんなにいいか??と 私達は思いましたが、それは、私達には、はかることのできないふたりだけの時間があったのでしょう。主人のもとに戻るのが、サンチェにとってはよかったのです。
ふたりが帰った後、軽くペットロス的な気持ちになった私たちは、
なんだか忙しい一日だったなと、友人と語り合い、うちらもお腹すいたね?と 友人と共通にしていた財布をあけてみました。
すると友人が、遠い眼をして、
「お金が・・ヘッテイル・・」とつぶやきました。
「ナニイイイイ!!!サンチェかああ!!えいじかああ!!?」
そこではじめて私達は、自分たちの、馬鹿さ加減と 飼い犬に腕をかまれることもあるんだ!!という ほろ苦い大人な世界を知ることになったのです。
若いって スバラシイネ!!まったく!!
その後、その出来事を忘れかけたころ、一つの小包がとどきました。
中には、お礼の品と、サンチェからの手紙が入っていました。
内容はどんなものだったか、今は忘れてしまいましたし、どうでもいいです・・
あの頃の私達、世間知らずな、私達。
手を差し伸べた飼い犬に、手をかまれることもありましたが、いまだに動物は大好きです!
その後サンチェがどうなったのか、知りませんが、
きっとあの さえない飼い主と 幸せに暮らしているでしょう。
友人は、その何年か後に 地元長野に帰り、
地元で、子犬のような外国人を拾い、結婚し、いまアメリカで 犬3匹と 旦那と幸せにくらしております。
ペットは、家族の一員であり、人からは学べないことも沢山おしえてくれます。
わたしも、いろんな動物とふれあってきて、大人になりました!
その中でわかったことは、かわいそうだからといって無責任に手をだしてはいけないということと、
人間だけは、やたらめったら拾うもんじゃないぞ!!
特によっぱらいだけは、気をつけろ!!ということです!!
ペットを飼う場合は、種族の生き方を尊重して、責任をもってくらしましょう!!
さてかなり長くなりましたが、本日はそんなペットの作品たちです!
大切な 家族の一枚を、絵にしてかざってみませんか??
それではみなさま体に気をつけてくださいね!!
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